Movie Filer v0.96 User's Manual

目次

1 インストール
1.1 Windows
1.2 Linux
1.3 Mac
1.4 旧バージョンからのマイグレーション
2 起動方法
2.1 Windows
2.2 Linux
2.3 Mac
3 設定
3.1 接続情報(プロファイル)登録
3.2 FFprobe の設定
3.3 FFmpeg の設定
4 Drag&Dropファイルクロール
5 クローラー
5.1 クローラー登録
5.2 クローラーリスト
6 ファイルインデックスリスト
7 インデックスグループ
7.1 インデックスグループの登録
7.2 インデックスグループリスト
8 タグ作成用ユーザ辞書
9 アンインストール
10 概要、動作環境、お問い合わせ
10.1 概要
10.2 動作環境
10.3 製品種別
10.4 お問い合わせ
11 付録
11.1 FFprobe、FFmpeg の入手


1 インストール

1.1. Windows
ダウンロードしたZIPを解凍します。
1.2 Linux
1) ダウンロードしたZIPを解凍します。
2) Java 8 (JDK/JRE) をインストールします。
https://docs.oracle.com/javase/jp/12/install/installation-jdk-linux-platforms.html
https://www.assembler.jp/ubuntu-java-install/
1.3 Mac
1) ダウンロードしたZIPを解凍します。
2) Java 8 (JDK/JRE) をインストールします。
https://docs.oracle.com/javase/jp/12/install/installation-jdk-macos.html
1.4 旧バージョンからのマイグレーション
旧バージョンのアプリケーションフォルダ配下の data フォルダを差し替えます。

2 起動方法

2.1 Windows
解凍したフォルダ内の movie_filer.exe を実行します。
2.2 Linux
bin/movie_filer.jar を実行(ダブルクリック)、またはターミナルから java -jar movie_filer.jar と入力します。
2.3 Mac
bin/movie_filer.jar を実行(ダブルクリック)、またはターミナルから java -jar movie_filer.jar と入力します。

3 設定

「Setting」ボタンを押下します。
【前提事項】
① ファイルパスの記述における ${ROOT} は本アプリケーションのフォルダとして解決します。

3.1 データソース

クロール情報の保存先となるデータソースを設定します。(任意)
① 出荷時はH2DBが利用できる状態となってます。(ユーザ名無し)
② 他のデータソースを利用する場合は、ユーザにテーブル作成、変更権限が必要となります。

3.2 FFprobe の設定

1) FFprobe の実行ファイルのパスを設定します。
① Windows
ビルトインを使用する場合は ${APP}windows\ffprobe.exe
② Mac
ビルトインを使用する場合は ${APP}mac/ffprobe
※ chmod を用いて実行権限を付与して下さい。
③ Linux
別途しインストールしてご対応下さい。※付録参照
3.3 FFmpeg の設定
1) FFmpeg の実行ファイルのパスを設定します。
① Windows
ビルトインを使用する場合は {APP}windows\ffmpeg.exe
② Mac
ビルトインを使用する場合は ${APP}mac/ffmpeg
※ chmod を用いて実行権限を付与して下さい。
③ Linux
別途インストールしてご対応下さい。※付録参照

4 Drag&Dropファイルクロール

メニュー「D&D File Crawl」を選択します。

1) 「Index Group」を選択します。
2) Over Write
同じ Index Group 内に既存のインデックスが存在する場合に上書きする場合はチェックします。
3) File Extention
クロール対象のファイル拡張子を設定します。複数の場合はカンマで区切ります。
4) Video Capture Condition
① Resolution (Default=144p)
キャプチャー(サムネイル作成)の解像度。「指定」を選択した場合は事項の幅、高さの設定値が採用されます。
② Interval (Sec.)
キャプチャー(サムネイル作成)の間隔
③ Head Margin (Sec.)
初回のキャプチャー(サムネイル作成)までの再生時間
④ Tail Margin (Sec.)
キャプチャー(サムネイル作成)対象外とする動画末尾の再生時間(デフォルトは10秒)
⑤ Maximum number of captures
最大キャプチャ数
⑥ Elapsed Time
チェックした場合は、キャプチャタイミングを画像に埋め込むみます。
5) Auto
チェックした場合は、ドラッグ&ドロップしたディレクトリまたはファイルを直ちにクロールします。
6) Drag & Drop Area
クロール対象のディレクトリまたはファイルを、このエリアにドロップします。
7) Autoをチェックしていない場合は「Execute」ボタン押下により、クロールを実行します。
8) クロールされたファイルはインデックス登録された後に、バックグラウンドにてサムネイル作成、個人名タグ作成が順次行われます。
処理状況は Task Monitr に表示されます。

5 クローラー

5.1 クローラー登録

メニュー「Add Crawler」を選択します。メニュー「Clawler List」からも行えます。
1) Target Path
クロール対象のディレクトリ、ファイルのパスを設定します。複数の場合は改行して記述します。
2) Exclusion Path
クロール対象外のディレクトリ、ファイルのパスを設定します。複数の場合は改行して記述します。
3) Note
備考
他の項目はメニュー「D&D File Crawl」と同様です。
登録後の実行、修正、削除は「Clawler List」から行います。
5.1 クローラーリスト
登録されているクローラーをリスト表示します。
操作対象の行を選択し、次の任意の操作を行います。
1) 修正: 「Edit」ボタンを押下します。
2) 削除: 「Delete」ボタンを押下します。削除した場合もファイルインデックスは残ります。
3) 実行: 「Execute」ボタンを押下します。
4) 履歴参照: 「Crawl History」ボタンを押下します。

6 ファイルインデックスリスト

1) 抽出条件を設定します。
2) 「実行」ボタン押下により抽出結果が表示されます。
3) 任意の行を選択し、次の操作が行えます。
① 「Open」ボタン押下により、選択したファイル拡張子に関連付けられたアプリケーションにて起動します。
② 「Open Directory」ボタン押下により、選択したファイルのディレクトリをファイルマネージャーで開きます。
③ 「Open Thumbnail Directory」ボタン押下により、選択したファイルのサムネイルディレクトリをファイルマネージャーで開きます。
④ 「DeleteButton」ボタン押下により、選択したインデックスを削除します。(サムネイルも削除されます)
4) 「TAG」列は任意に編集できます。

7 インデックスグループ

インデックスグループはファイルインデックスをグループ化するための項目です。ファイルパスはインデックグループ内でユニークとなります。
※「Group-1」は初期状態から登録されています。
7.1 インデックスグループの登録
1) Name: 名称を設定します。※必須
2) Note: 備考
修正、削除はメニュー「Index Group List」から行います。
7.2 インデックスグループリスト
操作対象の行を選択し、次の任意の操作を行います。
1) 修正: 「Edit」ボタンを押下します。
2) 削除: 「Delete」ボタンを押下します。削除した場合はインデックスも削除されます。

8 タグ作成用ユーザ辞書

タグ作成用のユーザ辞書を追加できます。
CSV(UTF-8)を次のフォルダに配置します。
日本語: アプリケーションフォルダ/dictionary/ja/person_name/
英語: アプリケーションフォルダ/dictionary/en/person_name/
CSVの内容(ヘッダ不要)
列   項目
1 トークン
 2 分割
 3 読み(カナ)
 4 品詞
Eexample
アプリケーションフォルダ/dictionary/ja/person_name/person_name_example.csv
アプリケーションフォルダ/dictionary/en/person_name/person_name_example.csv
※ ユーザ辞書の変更は再起動後に反映します。

9 アンインストール

インストール時に解凍したフォルダを削除します。

10 概要、動作環境、お問い合わせ

10.1 概要
PC内の動画を一括抽出し、効率よく管理できる個人向けの動画ファイラーです。
10.2 動作環境
1) Windows 10/11
2) Mac OS (12.x 以前は未確認)
3) Linux (Ubuntu 20.x 以前は未確認)
10.3 製品種別
本製品はフリーウェアです。
10.4 お問い合わせ
不具合等については可能な限り対応します。製品名、バージョン、動作環境、不具合内容の詳細をご提供下さい。
https://www.assembler.jp/contact/

11 付録

11.1. FFprobe、FFmpeg の入手

https://www.ffmpeg.org/