Movie Filer Ver 0.94 取扱説明

目次

1 インストール
1.1 Windows
1.2 Linux
1.3 Mac
1.4 旧バージョンからのマイグレーション
2 起動方法
2.1 Windows
2.2 Linux
2.3 Mac
3 設定
3.1 接続情報(プロファイル)登録
3.2 FFprobe の設定
3.3 FFmpeg の設定
4 ファイルクロール
4.1 ファイルクロールの設定
4.2 クリーンキャプチャー(サムネイル作成)
5 クリーンキャプチャー
6 ファイルリスト
7 クロールリスト
7.1 クロール情報の修正
7.2 所在不明ファイルの削除
7.3 クロール結果の削除
8 アンインストール
9 概要、動作環境、お問い合わせ
9.1 概要
9.2 動作環境
9.3 製品種別
9.4 お問い合わせ
10 付録
10.1 FFprobe、FFmpeg の入手

1 インストール

1.1. Windows
ダウンロードしたZIPを解凍します。
1.2 Linux
1) ダウンロードしたZIPを解凍します。
2) Java 8 (JDK/JRE) をインストールします。
https://docs.oracle.com/javase/jp/12/install/installation-jdk-linux-platforms.html
https://www.assembler.jp/ubuntu-java-install/
1.3 Mac
1) ダウンロードしたZIPを解凍します。
2) Java 8 (JDK/JRE) をインストールします。
https://docs.oracle.com/javase/jp/12/install/installation-jdk-macos.html
1.4 旧バージョンからのマイグレーション
旧バージョンのアプリケーションフォルダ配下の data フォルダを差し替えます。

2 起動方法

2.1 Windows
解凍したフォルダ内の movie_filer.exe を実行します。
2.2 Linux
bin/movie_filer.jar を実行(ダブルクリック)、またはターミナルから java -jar movie_filer.jar と入力します。
2.3 Mac
bin/movie_filer.jar を実行(ダブルクリック)、またはターミナルから java -jar movie_filer.jar と入力します。

3 設定

「設定」ボタンを押下します。
【前提事項】
① ファイルパスの記述における ${ROOT} は本アプリケーションのフォルダとして解決します。

3.1 データソース

クロール情報の保存先となるデータソースを設定します。(任意)
① 出荷時はH2DBが利用できる状態となってます。
② 他のデータソースを利用する場合は、ユーザにテーブル作成、変更権限が必要となります。

3.2 FFprobe の設定

1) FFprobe の実行ファイルのパスを設定します。
① Windows
ビルトインを使用する場合は ${ROOT}windows\ffprobe.exe
② Mac
ビルトインを使用する場合は ${ROOT}mac/ffprobe
※ chmod を用いて実行権限を付与して下さい。
③ Linux
別途しインストールしてご対応下さい。※付録参照
3.3 FFmpeg の設定
1) FFmpeg の実行ファイルのパスを設定します。
① Windows
ビルトインを使用する場合は {ROOT}windows\ffmpeg.exe
② Mac
ビルトインを使用する場合は ${ROOT}mac/ffmpeg
※ chmod を用いて実行権限を付与して下さい。
③ Linux
別途しインストールしてご対応下さい。※付録参照

4 ファイルクロール

「ファイルクロール」ボタンを押下します。

4.1 ファイルクロールの設定

【新規クロール】
「新規」チェックボックスをチェックします。初回(既存クロール無し)の場合は強制的に新規となり設定対象外となります。
【更新クロール】
「新規」チェックボックスを解除し、対象クロールを選択します。
※ 更新クロールにおいて、既存インデックスのファイルが存在しない場合は「所在不明」としてマークされます。
1) クロール名
管理しやすい任意の名前を入力します。
2) ディレクトリ
クロール対象のディレクトリ、又はドライブ名を絶対パスで入力します。複数の場合はカンマで区切ります。デフォルトは検出されたドライブです。
3) 拡張子
クロール対象のファイル拡張子を入力します。複数の場合はカンマで区切ります。

4.2 スクリーンキャプチャー(サムネイル作成)

1) クロールと同時にスクリーンキャプチャー(サムネイル作成)を行う場合は、「キャプチャーを実行」をチェックします。
2) キャプチャ間隔(秒)
キャプチャー(サムネイル作成)の間隔(デフォルトは600秒=10分)
3) 先頭マージン(秒)
初回のキャプチャー(サムネイル作成)までの再生時間(デフォルトは10秒)
4) 末尾マージン(秒)
キャプチャー(サムネイル作成)対象外とする動画末尾の再生時間(デフォルトは10秒)
5) 最大キャプチャ数
6) 解像度(デフォルトは144p)
キャプチャー(サムネイル作成)の解像度(デフォルトは144p)。「指定」を選択した場合は事項の幅、高さの設定値が採用されます。

5 スクリーンキャプチャー

既存のクロール結果のファイルについて、スクリーンキャプチャー(サムネイル作成)を行います。既存のキャプチャーデータを破棄して、再作成する場合は「再作成」をチェックします。
他の設定項目について前項のファイルクロールにおけるスクリーンキャプチャーと同様です。

6 ファイルリスト

1) 抽出条件を設定します。
2) 「実行」ボタン押下により抽出結果が表示されます。
① 「ファイルを開く」ボタン押下により、選択したファイルの拡張子し関連付けられたアプリケーションを起動します。
② 「ディレクトリを開く」ボタン押下により、選択したファイルのディレクトリをファイルマネージャーで開きます。
③ 「サムネイルディレクトリを開く」ボタン押下により、選択したファイルのサムネイルディレクトリをファイルマネージャーで開きます。

7 クロールリスト


1) 抽出条件を設定します。
2) 「実行」ボタン押下により抽出結果が表示されます。
① 「ファイルリスト」ボタン押下により、選択したクロールのファイルリスト画面が表示されます。
7.1 クロール情報の修正
抽出結果から対象となるクロールを選択し「開く」ボタンを押下します。
7.2 所在不明ファイル(インデックス)の削除
更新クロールにて所在不明となったファイルインデックスを削除します。
7.3 クロール結果の削除
抽出結果から対象となるクロールを選択し「削除」ボタンを押下します。

8 アンインストール

インストール時に解凍したフォルダを削除します。

9 概要、動作環境、お問い合わせ

9.1 概要
PC内の動画を一括抽出し、効率よく管理できる個人向けの動画ファイラーです。
9.2 動作環境
1) Windows 10/11
2) Mac OS (12.x 以前は未確認)
3) Linux (Ubuntu 20.x 以前は未確認)
9.3 製品種別
本製品はフリーウェアです。
9.4 お問い合わせ
不具合等については可能な限り対応します。製品名、バージョン、動作環境、不具合内容の詳細をご提供下さい。
https://www.assembler.jp/contact/

10 付録

10.1 FFprobe、FFmpeg の入手

https://www.ffmpeg.org/